起業をするために必要な資金は、大きく2つに分けられる。設備資金と運転資金だ。
設備資金とは、建物や設備などのハード面をメインとした、起業前にかかる費用のことをいう。
運転資金とは、家賃や人件費等、運営後にかかる費用を想定した予算のことである。
運転資金の予測を誤ると、会社は回らなくなる。
最低でも3ヶ月は無収入であることを想定した予算を組みたい。
統計では、準備金が500万円未満の起業が増えてきているが、起業のハードルが下がっていると喜んではいられない。
この数字は、競争が激しくなっていることを示す数字でもある。
3年後、5年後も生き残るためには、起業当初に少なからず余裕を持ちたいところだ。