── 会社をつくろう ──

15.オンラインでの会社登記の流れ

インターネットの普及により、自宅にいながらオンライン上で会社設立の手続きが行えるようになりました。
しかしどのパソコンからでも行えるわけではありません。供託オンライン申請システムという専用のソフトウェアをダウンロードして会社設立の手続きを行わなければいけないので、操作に慣れるまでは時間がかかるかもしれません。
会社設立の手続きをオンライン登記で行うためには、まず「登記ネット」というサイトにアクセスして申請者登録を行います。
登録方法がよく分からない場合は、PDFファイルで具体的な説明を読むことが出来るので利用しましょう。

その後申請者登録が終わったら、供託オンライン申請システムのソフトをダウンロードしましょう。
具体的な使い方の説明などはPDFファイルで確認することが出来ます。
まずはソフトをダウンロードして、パソコンでスタートアッププログラムを開きます。その後インストールが完了したら、スタートメニューより「全てのプログラム」を選択し、法務省というタブを探します。
そこには申請用総合ソフトというメニューがあるので、そこを開いて起動させます。
この専用ソフトを起動させれば、会社設立登記に必要な書類をパソコン上で作成する事が可能になります。
「入力支援機能」と呼ばれる機能がついており、氏名や住所、電話番号などが書類の様式に応じて自動的に転記されるという便利な機能も搭載されています。
ソフトを使って会社設立登記に必要な書類を作成すれば、オンラインを使って提出する事が出来るのです。

仮に書類に不備があった場合でも、この供託オンライン申請システムを介してやりとりが出来るので、補正書を作ったりするのもソフト内で行うことができます。
なれるまでは操作が大変かもしれませんが、操作を覚えて使いこなせるようになれば大変便利なシステムです。
余程古いタイプのパソコンを使用していなければ、ソフトのダウンロード・インストールも正常に行えるので、会社設立の際に利用したいツールです。

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