── 会社をつくろう ──

16.登記後の登記事項証明書と印鑑証明書の取得を忘れずに

会社設立を目標にしている方は多くいます。
自分の会社を持ち、自分の力でお金を稼ぎ社会に貢献していくのは非常にやりがいがあり、充実した毎日を送ることができます。
もちろん大変なことも多くありますが、従業員として働いているのとは違った充足感があるものです。
会社設立のためにはさまざまな手続きや書類などが必要になります。
資金調達などもそのうちのひとつです。
そういった数多くの手続きののち、会社登記を行うことができます。
会社登記を行うと、それで会社設立の手続きがほぼ終わったと感じてしまう人もいるかもしれませんが、登記事項証明書と印鑑証明書の手続きも忘れずに行っておく必要があります。
会社設立には会社の銀行口座開設や、税務署への届け出などに登記事項証明書や印鑑証明書が必要になってきますので、会社登記が完了したら速やかに手続きを行うようにしましょう。

まず登記事項証明書ですが、こちらは3通りのやり方で取得することができます。
法務局での取得、郵便での取得、オンラインで取得の3つです。
会社登記を行った際のやり方に近い方法であれば、やり方も慣れているのでわかりやすいでしょう。
オンラインであれば費用も安くすむので、この機会にオンラインでの取得方法を覚えておくのもいいかもしれません。
どの方法でも、まずは5通ほど取得しておくと、後々便利になります。

印鑑証明書は法務局で印鑑カードを取得したのち、窓口での発行となります。
書類に必要事項を記載すれば発行してもらうことができます。
カードがあれば誰でも発行してもらうことができるので、印鑑カードは厳重に保管しておくことが大切です。
会社設立には、今までの従業員としての仕事とは違った魅力が数多くあります。
会社登記が完了するとそれで満足してしまうかもしれませんが、以上のような手続きも必要になりますので、忘れずに行っておきましょう。
会社設立はゴールではありません。会社運営は設立の手続きが終わった所からがスタートです。

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