──社会保険について──

5.個人事業主でも加入できる保険:国民健康保険とは

国民健康保険は国民皆保険制度ののもと、原則として国民健康保険以外の健康保険に加入していない人全てが加入をしなければならない健康保険です。

国民健康保険の特徴としては、各自治体により保険金額の算出方法が違うこと、傷病手当金・出産手当金が義務づけられていないこと、扶養という概念がないこと、があげられます。
個人事業主の場合は、国民健康保険に加入することが多いと思いますが、会社を退職してから2年間は任意継続という方法をとることができます。
保険料は退職時の標準報酬月額に各都道府県が設定した料率を掛け算出します。
国民皆保険制度は、今後急速に迫る高齢者社会の影響から財源確保が急務であり、介護保険料の追加負担や、70~74歳の窓口負担を2割にする、消費税増税等、今後も様々な変更があると思われます。

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