── 会社をつくろう ──

1.会社名(称号)の考え方

会社設立をするときには会社名(商号)を考える事が必要となってきます。
会社設立をするときにはこれで悩む人もいるようです。
お客様にとってなじみやすいものを選ぶのも良い方法ですし、またインパクトのあるものを選ぼうというのも良い方法です。

会社のイメージを決定する要因にもなりますから、会社設立の時にはよく考えなければなりません。国内だけで事業展開をするのであれば日本人向けのものを考えれば良いのですが、海外に視野を向けている場合には海外でのイメージも良く考える事が必要となってきます。そのためにはリサーチが必要となってくるでしょう。

日本で会社設立をするときには、会社名に一定のルールがあります。
会社設立時のルールを把握した上で検討することは必要となってきます。
まず、用いる事のできる文字についてですが、ひらがな、カタカナ、漢字がありますが、それに加えてアルファベット、数字を使うことができます。
記号も使うことができて、アンパサンド、アポストロフィー、コンマ、ピリオド、ハイフン、中点を使うことができます。
記号については一定のルールがありますが、通常の単語を表すためであれば問題なく使える場合が多いです。

株式会社を設立する場合には、株式会社という言葉を入れなければなりません。
前後に入れる事ができますから、これは好みで決めれば良いでしょう。
前につけるのが良いと考える人もいれば末尾につけるほうが良いと考える人もいます。
もしもすでにその会社名が使われている場合にはどうなるのかというと、これは所在地が異なれば使うことができます。

しかし、他の理由で問題となる事もありますから、できるかぎり避けるべきでしょう。
それとともに、銀行や信託あるいは証券、保険など、法令によって禁じられているものもありますから注意が必要です。
紛らわしいものについては個別に判断されますから注意が必要です。
紛らわしい名前をつけないようにすることも必要となってくるでしょう。
基準は曖昧ですが、有名な会社の商号を使ってしまうと20万円以下の罰金を科せられることがあるので注意が必要です。

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